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当てつけ
土曜日の今日、夫は朝から掃除に余念が無かった。
私の風邪は、喉の痛みは取れたものの、夜中は時々咳が出てどうも良く眠れなかった。
今朝起きたら、頭もまだ痛い、腰も痛い、という状態だった。
私は、だらだらとお昼近くまでベッドに居た。
さて、夫の「掃除」とは、単に掃除機をかけるなんていう容易いものではなく、
天然木の床を、専用の液体石鹸を水で薄めて雑巾掛けして、水拭きもする、というもの。
私が調子悪くてぐうたらしていると、
夫はこれ見よがしにそういう大変なことを始めるのが常である(笑)。
その心理はきっとこうだ :
お前は自分の不注意で風邪なんか引いてぐうたらぐうたらしているけれども、
オレを見ろ、家の事だってこんなに考えてちゃんとやっているぞ、それをなんだお前は。
まあ、一種の当てつけである。
我が家の場合、天然木の床面積がかなり広い。
床の手入れ方法としては、
1年に最低2回は、専用液体石鹸を使って磨き、
1年に最低1回は、専用オイルを塗って専用マシンで磨く。
オイルを使う際の専用マシンというのはとても重いものなのでなかなか大仕事だ。
床の上の物を片付け動かして、と、なかなか面倒なので、
気が付けばもう1年も、洗剤を使ってすら磨いていなかった。
(普段は、水拭きはするんですが、洗剤を使ってまではやらないのです。ぐうたら主婦のため。)
夫は、二つの子供部屋を覗いて全ての木の床を磨いた。
ところで、我が家の場合、木じゃない床は、全てタイルの床である。
まだまだ当てつけ掃除に燃えている夫は、今度は、タイルの床も磨こうと、
ケラー(地下室)から、水蒸気クリーナーを出してきた。
高温の蒸気を使って汚れを簡単に落とすというものだ。
これでなかなかタイルがきれいになる。
以上の作業を、夫は全部一人でやったので、
最後には疲れて、私に対する不機嫌もそのほとんどを発散したようであった。
私は、微熱ならあるような気がして、まぶたを閉じるとほんわかと温かかったが、
熱らしい熱は無いと思い、お昼になってシャワーをした。
緑茶も飲んでかなりしゃんとした。
木の床もタイルもきれいになって、気持ちがいい。
ああきれいになったきれいになった、と言って一応褒めちぎると、
夫の不機嫌もさらに収まったようである。
私の風邪も、明日にはすっきり治まってくれるといいのだが。
補足:
しかし夫は、夕食の支度の段になり、
あなたやってね、と言う私に対して、やはり少々不機嫌が戻った。
なぜ不機嫌になるかと言うと、それは、
私の替わりに自分が何かしなければならない、というのが気に入らないのだ。
私が、38度も熱を出して寝込んでいるならいざ知らず、
中途半端に元気があって起き出したりしているから、
起きている以上は大丈夫ということだろ?だったら自分でやりなよ、
と考えるのが夫らしいところであり、白黒つけようとするドイツ人らしいところでもある。
彼は、料理自体は嫌いじゃない。
私のせいでっていうのが嫌いなのだ。
今年私は、3月末に4日間風邪を引いていた(さっきブログを振り返り確認)。
そして今回の3日間ほど。
365日のたった7日間。
不機嫌になることもないだろうに、と私は思う。
要は、病気に対してとっても気持ちの狭い男なんである。
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私の風邪は、喉の痛みは取れたものの、夜中は時々咳が出てどうも良く眠れなかった。
今朝起きたら、頭もまだ痛い、腰も痛い、という状態だった。
私は、だらだらとお昼近くまでベッドに居た。
さて、夫の「掃除」とは、単に掃除機をかけるなんていう容易いものではなく、
天然木の床を、専用の液体石鹸を水で薄めて雑巾掛けして、水拭きもする、というもの。
私が調子悪くてぐうたらしていると、
夫はこれ見よがしにそういう大変なことを始めるのが常である(笑)。
その心理はきっとこうだ :
お前は自分の不注意で風邪なんか引いてぐうたらぐうたらしているけれども、
オレを見ろ、家の事だってこんなに考えてちゃんとやっているぞ、それをなんだお前は。
まあ、一種の当てつけである。
我が家の場合、天然木の床面積がかなり広い。
床の手入れ方法としては、
1年に最低2回は、専用液体石鹸を使って磨き、
1年に最低1回は、専用オイルを塗って専用マシンで磨く。
オイルを使う際の専用マシンというのはとても重いものなのでなかなか大仕事だ。
床の上の物を片付け動かして、と、なかなか面倒なので、
気が付けばもう1年も、洗剤を使ってすら磨いていなかった。
(普段は、水拭きはするんですが、洗剤を使ってまではやらないのです。ぐうたら主婦のため。)
夫は、二つの子供部屋を覗いて全ての木の床を磨いた。
ところで、我が家の場合、木じゃない床は、全てタイルの床である。
まだまだ当てつけ掃除に燃えている夫は、今度は、タイルの床も磨こうと、
ケラー(地下室)から、水蒸気クリーナーを出してきた。
高温の蒸気を使って汚れを簡単に落とすというものだ。
これでなかなかタイルがきれいになる。
以上の作業を、夫は全部一人でやったので、
最後には疲れて、私に対する不機嫌もそのほとんどを発散したようであった。
私は、微熱ならあるような気がして、まぶたを閉じるとほんわかと温かかったが、
熱らしい熱は無いと思い、お昼になってシャワーをした。
緑茶も飲んでかなりしゃんとした。
木の床もタイルもきれいになって、気持ちがいい。
ああきれいになったきれいになった、と言って一応褒めちぎると、
夫の不機嫌もさらに収まったようである。
私の風邪も、明日にはすっきり治まってくれるといいのだが。
補足:
しかし夫は、夕食の支度の段になり、
あなたやってね、と言う私に対して、やはり少々不機嫌が戻った。
なぜ不機嫌になるかと言うと、それは、
私の替わりに自分が何かしなければならない、というのが気に入らないのだ。
私が、38度も熱を出して寝込んでいるならいざ知らず、
中途半端に元気があって起き出したりしているから、
起きている以上は大丈夫ということだろ?だったら自分でやりなよ、
と考えるのが夫らしいところであり、白黒つけようとするドイツ人らしいところでもある。
彼は、料理自体は嫌いじゃない。
私のせいでっていうのが嫌いなのだ。
今年私は、3月末に4日間風邪を引いていた(さっきブログを振り返り確認)。
そして今回の3日間ほど。
365日のたった7日間。
不機嫌になることもないだろうに、と私は思う。
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コメント
昔の思いやりなど、どこへやらです
昔々は、例えば私がニンニクなんて刻んでいると、私の指に臭いがついてかわいそうだからと、彼が替わりに刻んでくれました。具合の悪かった時も気遣ってくれた。それもまあ16年も経つとこんなもんです。尊重なんてされてませんね。自己主張、そんなものはとっくに何度も試みてきましたが、しかし相手にされない、あるいは、逆にこっちが怒られて、もっとこうすべきだとか言われる。だから今は全てを、あきらめの底なし沼に放り込むというわけです。
ドイツ人というのは、自分の都合が一番大切なんです、これは主人に限ったことじゃなく、ほかの人もそうです。相手を立てようとするような、自分が一歩引くような、そういう、日本人が自然にできてしまう気配りは、ドイツ人に受け入れられるとは思いますが(だって相手にしてみれば心地よいわけですから)、でも、それでかえってこっちがバカを見ることもあると言うか、とにかく報われることはありません。
おっと、いけませんね、今日も抜けてない風邪のために、ココロがささくれ立ってます(笑)。
ドイツ人というのは、自分の都合が一番大切なんです、これは主人に限ったことじゃなく、ほかの人もそうです。相手を立てようとするような、自分が一歩引くような、そういう、日本人が自然にできてしまう気配りは、ドイツ人に受け入れられるとは思いますが(だって相手にしてみれば心地よいわけですから)、でも、それでかえってこっちがバカを見ることもあると言うか、とにかく報われることはありません。
おっと、いけませんね、今日も抜けてない風邪のために、ココロがささくれ立ってます(笑)。
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あなたのことを尊重しているのか、どうか、でしょうね。
もう少し、こうしてほしいとか、もっと自己主張してもいいのでは。
レストランであなたが寒いということも、ドイツ人はそういうことを気にしてはくれないのでしょうか。なんだか、日本人のあなたに対してなんとなく冷たい感じがしました。