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死にたくなったらこの本

前置きとして。
自殺のニュースを立て続けに目にして、
書かずにいられないような気持ちになりました。
この投稿は、死にたくなる人に向けて書きます。


昨日は「男性飛び降り死、女性を直撃」のニュースがありました。
直撃された女性は大怪我を負ったとの事。
あまりにかわいそうで、言葉も見つかりません。

今日は「小学校の卒業式後に飛び降り自殺した子」のニュース。
なんと嘆かわしく気の毒なことでしょう。

かつて読んだ本の受け売りになりますが、
死にたくなるのは、もう普通のまともな精神状態ではないのです。

至って衝動的な自殺の心理まではわかりませんが、
とにかくまともな気持ちではない。

その本には、「自殺しようとする人のほとんどは、うつ病である」
と書かれています。

私は、3年ほど前に、うつ状態になったことがありました。
その理由も、自分ではわかっているつもりです。
ただ、長くなるので、今ここには書きません。

あの時は、季節は冬で、3ヶ月間つらい状態が続きました。
自分に何の意味もなく、明日死んでもいいような、
切ない気持ちを毎日抱いていました。

でも、私の場合は、非常に軽いうつ状態だったと思います。
だって、朝起きることが出来たし、ものを食べることも出来たし、
ちょっと無理すれば外出もできたし、もっと無理すれば人とも会えました。

当時住んでいた家は、ありがたいことに庭が広くて、
春がやってくると様々な花が咲き始めました。

私はあの頃、毎日何もする気になれずにいたのですが、
でも、庭仕事が嫌いではなかったので、
せめて庭に出て、何か花の手入れや草取りなどして過ごすうち、
だんだんと気持ちが落ち着いていくのがわかりました。

3ヶ月間つらかったのですが、
土に育つものに癒やされたということなのでしょう、
次第に、いつの間にか、楽になりました。

その後は、自分の気持ちを、コントロールできるようになりました。
うつ状態の暗い穴の淵に立ってしまいそうな時には、
そこに落ちてしまわぬよう、気持ちを立て直す、ということです。

立ち直ってしばらくした頃に、この本に出会いました。
高野和明さんの『幽霊人命救助隊』という本です。

死にたくなるほどつらい人は、
行動に移す前にこの本をぜひ読んでください。

大学受験に失敗し自殺した男の子が、四人の主人公の一人です。
借金苦で自殺した人、なんとなく自殺した人も出てきます。
家では親の離婚問題、学校ではひどいいじめに遭っている、
小学生も出てきます。
いろんな苦しみを持った人が出てくるんです。

簡潔な文章も、非常に読みやすく、味があります。
この本をぜひ!

最後に、この本からの名セリフを。

(今、本を手元において確認して書いているわけではないので、
 一字一句たがわず書けるかわかりませんが。)

 「 未来というものが定まっていない以上、

          全ての絶望は、勘違いである。 」


素晴らしい言葉だと思いませんか。

あなたを助けてくれる何かが必ずある、
あなたを助けてくれる心のお医者さんが、必ずいる。
私はそう思います。

でも、死にたいと願う人は、
本を手に取る力も無いかもしれません。

そこまでの状態になってしまう前に、
この本との出会いがあることを祈ります。

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