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感謝

夫の知り合いに、7月に赤ちゃんの生まれた夫婦がいる。

そこのご主人と夫は、以前同じ会社に勤めていたことがあって、
年齢差はあるもののなかなか気の合う者同士。

臨月も間近という頃に、二人が我が家に立ち寄ってくれたことがあった。
その時には、妊娠期間を順調に楽しく過ごしていると奥さんから聞いた。


7月に無事出産し、母子共に健康と聞いたはずだったが、
赤ちゃんの心臓に異常が見つかり近いうちに手術を受けることになったと、
つい数日前人づてに聞いた。

そういう話を耳にするのはつらいものだ。


もうじき16歳になる娘と同い年の幼馴染みに、
生まれた直後心臓に異常が見つかり緊急手術を受けた子がいる。
その子はこれまで3度の大手術を受け、
今は心臓にペースメーカーが入っている。

その子が生まれて以来どれほどの心労をそのお母さんが重ねてきたか、
私もあの当時ほんの少しそれを垣間見たことはあったものの、
普通に健康な家族の中にいては到底想像すらできないものがそこにはある。


家族が増えることでもっと幸せな生活が
この先に待っているものと信じていた夫婦に、
どれ程のショックであろうかと思う。

なのに親に打ちひしがれる暇は無い。
気持ちを奮い立たせ、自分の命よりも大切なおさな子のために
しっかりしなくてはならないのだ。


私は、今こうして健康であることに感謝しよう。
自分の家族が健康であることに感謝しよう。
今日の日もこうやって何ということもなく無事に過ごせたことに感謝しよう。

子育ての悩みなど何だろう。
元気ならば実にそれだけで結構ではないか。


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ハイテク

素晴らしい秋晴れだった先週末の土曜は、
夫に付き合って自転車に乗った。

行き先を聞くと片道30分は充分にかかりそうだったので、
退屈しないようにと娘からiPodを借りた。

どこを走っても、見える景色は美しいから、
退屈するなどと言ってはばちが当たるが、
私は元々自然が大好きというタイプではないため、
しばらく走るうちには単調な自転車こぎに飽きてくる。
しかし音楽があるだけでこれが随分違ってくるものだ。

ドイツの人は好んで自転車に乗る。
本格的なウェアに身を包み、
シューズを履いてヘルメットをかぶり手袋をはめる。
そして本格的な「バイク」 
- それはもはや「自転車」と一言では言えないような ― 
に乗って、片道だけでそれこそ15kmも20kmも走る人は少なくない。

ちなみに私などは、片道6、7kmごときで、えぇぇー!そんなに~!?
と叫ぶので、夫にいつも嫌われる。

本格的な自転車乗りじゃない私は、
いつだってちょい乗り気分で普段着で出るので、
そこがちょっと恥かしかったりする。でもまあいい。
わざわざ自転車用のシューズを買うくらいなら、
秋のおしゃれな靴でも買うほうが私ははるかに嬉しい。

さて・・・そうだった、iPodだった。

娘のは、カタチ的にはこういう感じ。
iPod Nano

快く貸してくれたが、使い勝手にひと言の説明も無かった。
こんなものわざわざおしえなくても使えるだろうと娘は思ったに違いない。

しかし、、、考えてみればiPodを手にすることすら私は初めてであった。

イヤホンを耳に突っ込み「PLAY」を押したら音楽が聞こえて来た。
いや、「押した」などと格好の悪いことは言わないのか。
ここは、「触れた」というくらいが丁度合っているのかも。

曲が聞こえてきたまではよかったが、音量がいまいち足りない。
夫は既に走り出していたので、少々物足りない音量で聞きながら追いかけた。

走りながら片手で持って確かめるが、
ボリュームを上げるボタンは、無い、と見た。

目的地(それはもちろんビヤガーデン)に着き、
はてさて音量はどうやって上げ下げするのだろうかと
腰を落ち着けて悩む。(こういうのを悩むのは結構好き。)

音量ボタンが無いのだから、このダイヤルに秘密が?
と思って指先ですっとなでてみたら、音が大きくなった。
ふふん。ふふん。なるほど。

指先で右にくるりと触れる。ボリュームが上がる。
左へ。ボリュームが下がる。

あぁ・・・何てカッコ良いの。
私なんぞには、それはそれはものすごいテクノロジー。

それを何気に扱う今どきのワカモノは、実にカッコいい、よね。
そう、とってもカッコ良いのだ。

しかし、と私は思う。

こんなに便利で格好良いモノを開発している人々の脳は進化の一途を辿り、
それを使う側のおつむはどんどんアホになっていくような気が、する。

そういえば、何ヶ月前だったろう、
「見たい番組を言えば事足りるリモコン」
というのが発表されたというニュースがありました。

音声認識リモコンという。
さらに開発が進めば、例えば「キムタク!」とリモコンに向かって言うだけで
木村拓哉主演の番組をリストアップしてくれる機能も付いたりするらしかった。

こういう類のテクノロジーにおいて、
日本という国は本当に素晴らしいと思う。

しかし私は思った。こういうのが当たり前になり、
健常人が当たり前にこういうのを使うようになると、
ほんとそのうち人々は、進化どころかアホへの一途を
気づかぬままに辿っていくんじゃなかろうか。
 
指を使わず用事が足せる。口で喋ってキカイに命令できる。
それは確かに楽で、なおかつ実にカッコいい。
昔の子供が夢見た未来の姿が、現実になってすぐそこにある。

クチで喋ればコンピュータが言うことを聞き作動する。
そう、人間様はいつだってコンピュータの上を行く、はずだ、
と誰もが思い込んでいる。

コンピュータはどんどんどんどん進化していき、
人々は感嘆しながらそのテクノロジーを我がもの顔に使う。
楽チンになればなるほど、頭を使う必要も無くなって…。

使っている、と思ってきたコンピュータに
いつか躍らされているんじゃないかと思ったりする。

だから私は、映画ターミネーターの「スカイネット」みたいな、
ああいう世界っていうのが、
確かに形は変えるだろうけれども、
別の意味で別な形でそのうちには「現実」になるんじゃないか、
とか、そんなことを考えたりするわけなんです。

「それ」無しに人間はもう生きていけないんだしー。

そんなことを思いながら、帰途のペダルを漕いだ私でした。

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カウンセリング通い

子供が健康ならそれでいい、と先日書いたばかりだが、
子供のことで実はカウンセリングに行ったことがある。

元気ならもうそれだけで…というのは本当にその通りなのだけれど、
子育て上の問題とかそれを悩むことはもう毎日の生活そのもので、
悩むほどのことが無ければそれに越したことは無い。

息子のことは、もう何年前から頭を悩ませてきているだろう。
彼のちょっと普通でないと思われる行動を心配し、
カウンセリングに通ってみたのは数年前の話だ。
(ちょっと普通でない行動の具体的な内容をここに書く勇気はまだ出ません。)

最初の数回は、息子無しで夫婦で行って話を聞いてもらった。
その後、私が息子を連れて2週間に一度のペースで半年通うことにした。

カウンセラーのドクターと息子は、30~40分間の時間を一緒に何かしながら
(ゲームとか散歩とか)、そしてお喋りをして過ごした。
時には、ドクターと私の二人だけで話す時間も作ってもらった。

私は、息子みたいなタイプの子供とのうまい付き合い方について、
先生からすぐにアドバイスをもらいたかった。
自分の子供なのに付き合い方を聞くというのも奇妙な話だが、
どう接すれば良いのかわからなくなることが多かった。
息子がこういう場合にはああいう場合には親としてどう接するのが良いのか、
私はプロの意見を聞いてみたかった。

ドクターならば、何かしら問題を抱えた子供を仕事柄多く知っているはずだと思った。
中にはきっとうちの息子みたいな子もいるはずだ、と。
私には思いも寄らない角度からの見方や即効性のある意見を
ドクターから提示してもらえるんじゃないかと、私は虫のいいことを期待していた。

しかし外では良い子の息子は、ドクターに見破られることが無かった。
私は、半年通って結果的に何の意味も無かったことに落胆した。
ドクターは彼を見抜けると思っていたがそうではなかった。
児童心理のプロなのにだめなのか…と思った。

子供に何の問題も見出せなかったドクターは、矛先をその親に向けた。
彼はまず、私達夫婦の仲について私に聞くことにした。
問題はそこに端を発しているのではないかと思ったわけだ。
もちろんそれはある意味で正しいだろう。

私にとっては正直なところ話しにくいものがあった。
たとえ相手がドクターとは言え、誰が好き好んで
今となってはうまく行かない夫婦の仲を他人に話したいものだろう。

これまでの夫婦のヒストリーを、その背景を、
ドクターに向かってドイツ語で説明するのだ。ただでさえ簡単ではない。
日本語を話すのと比べたらはるかにストレートで単純な表現しか出来ない私は、
婉曲も何も無い説明をすることになった。

そこで初めて嫌気が差した。疲れを感じた。
半年通ってアドバイスらしいアドバイスをもらったことは無かった。

そして私は、しばらく様子を見ますと言って、
ちょうど夏休みが始まるのを機に通うのを止めた。
息子はやっと私が音を上げたと思って喜んだ(と思う)。

あれから2年ほどたったのだろうか。

いつも、今くらい大変なことは前は無かった、と思ってきた。
今年は今年で今くらい難しいことはかつて無かったと思っている。
そして来年はもっと…となっていくんだろうか。

Kleine Kinder, kleine Sorgen.
Grosse Kinder, grosse Sorgen. と、ドイツ人は言う。

子供が小さなうちは心配事も小さくて、
大きくなるとそれもまた大きくなっていく、という意味合い。
まさにそうだと思う。そんな風に、来月…来年…と、
さらに大きくなっていくんだろう。

そしていつまで経っても息子をどうにも出来ない無力な親は、
ずっと娘から非難されてきた。

私達は二度目のカウンセリングに、場所を変えて通ってみることにした。

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カウンセリング通い-2

どうして急に、意味の無かった2年前のカウンセリング通いのことを
書いたかというと、それは今回の話につなげたかったから。

今回の所へ初めて行ったのは約2週間前。
そしてつい先日が2回目だった。

この先息子を連れて来ることがあるかどうかまだ自分でもわからないが、
とりあえず息子無しで夫と二人だけでカウンセラーに会った。

2年前の時と大きく異なる点は、カウンセラーが今回は「女性」だということ。
そして彼女には子供が3人いる。(ちなみに最初のドクターには2人子供がいた。)

初回は、私達という家族の全体像を少しでもわかってもらうために、
これまでの経歴を夫が説明した。
このステップは私にとっては面倒くさいが、仕方が無い。

そして息子の状態を話した。夫からも私からも。
息子の状態…実はそれは、=娘への攻撃、と言える。

私はそこを何とかしてやりたい。娘のために。
くだらない理由を見つけては、無理にこじつけ自分の姉を攻撃する息子を、
そのかたくななアタマを、私は何とか溶かしたい。
(私自身が息子から馬鹿にされるとか、そのくらいのことは
 とりあえずこの際そこいら辺に放っておいていい。)

正直なところ、私はカウンセラーの彼女に対し
「息子の様な子を過去に知っているか」と聞き、
「知らない」と言われたなら二度と来るまいと思っていた。
それが先日の「2回目」を前にしての私の気持ちだった。
まわりくどいステップなどすっ飛ばしたかった。

せいぜい息子のことをくまなく説明しよう。
そして今すぐ「効く」アドバイスが欲しい。それをもらえないなら、
それどころか私と一緒になってう~んと唸られてしまうくらいなら
やはりこの人も意味が無いのだと結論づけるつもりだった。

私に、カウンセラーに対しあっさりとそう言うつもりがあることを、
私は事前に夫に告げた。
彼は、それはちょっとストレート過ぎるのではと言葉をにごした。

そうか、それなら、そこまでは言わず、今回も適当に話を続けてみよう。
彼女がどんないい事を言い出すか、それはまだお預けということにしてもいい。
なんと言っても、まだたった2回目だ。

1回目の時には1時間半も喋ってしまい、
2回目はどうせ意味が無いのだから長くても30分で済ませようと
思っていたが、結局同じ時間を話し合った。

その中でカウンセラーは ― これは私にとって意外だったが ―
私を思いやる言葉を言った。

それは、外国で外国人として生きる私を思いやる言葉だった。
そしてそれは、二重国籍ゆえにアイデンティティーが不安定な
うちの子供達を思いやる言葉でもあった。

私の気持ちがそこでほぐれた。
この自分をそういう意味合いで気にかけてくれた人を、
私は過去にただの一人として知らない。
いや、誰かそう思ってくれた人がいたかもしれないが、
はっきり言葉にしてもらったことは無かった。

別に今回で終わりにしてもいいと、
そう思って臨んだ2回目だったが、私はまた来てみようと思った。
この人が、次の時には何を言ってくれるか、聞いてみたくなった。


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迂回路

朝晩めっきり涼しい、もとい、寒い、今日この頃…。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

日本の台風のニュース、先程ドイツでもちらりと流れていました。
丸々水につかった乗用車…横倒しになったトラック…。
ものすごい台風でしたね。もう何と言ってよいのか…本当にお気の毒です。


さて、近頃変な人から変なコメントが頻繁に入るようになり、
なんかこう、嫌なものだな~と思っているわけなんですが…。
拍手コメントの方も変なのが続いて、も~しょうがないな~と。
そこでとりあえず、拍手コメントの方はしばらく閉鎖っ!
変なヒトよ、ざまあごらんあそべ。
でも、拍手自体はして頂けます。
ということで今後ともよろしく~。

私ね、いつもついつい想像しちゃうのですよ。
変なヒトが一生懸命に変なコメントをどこかのブログに書き込んでいるそのオ姿を。

そして思うわけです、ああもう困ったヒトねぇ~と。
いつになったらそういう低俗な行為に飽きてくれるのかしらと。

まあいいでしょう。全てのことに終わりは必ず来るのです。


さて。

今住んでいる町から娘の通う学校のある町(我が家から15km)へ行く道は
単調な一本道で別段面白くもなんとも無い道路だが、
それしか無いのでとっても重要な道路。

だというのに、その道路がかれこれ2週間前から
かなりの区間で閉鎖されて補修工事中になっている。

古い路面は確かに補修の必要性大有りだったが、
何も今やらなくても…
なぜ学校が夏休みのうちにやってしまわなかったのか…
とか思うのは私だけではないはず。

その道路が閉鎖されて以来、
代わりにものすごい迂回路が用意されている。
何がすごいかって、その距離が。
15kmの道のりが優に25kmになっている。

工事は、日本と違って、夜間にはやらない。
夕方も、5時といえば終わる。
もちろん週休二日制で土日はお休み。
それはこっちの常識。

だから工事は、やたら長引いているかに私には思える。
あとまだ数週間は閉鎖されている幹線道路。

おかげで他にもっとましな迂回路も先日見つけた。
距離は少しの短縮でしかないが、渋滞が無く景色もいい。

ということで、あと数週間の我慢我慢。

そう、全てのことに、不便なことにも、
いつか終わりは来るのです。


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