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ひとりごと

昨日のニュルンベルクは、とてもいい天気で暑いくらいだった。

昨日私は、ほんとはニュルンベルクに行く気がなかった。

それは、ニュルンベルクのせいじゃなくて、ただ何となく。

どうせミュンヘンと似たようなもんでしょ、くらいに思っていた。


初めてドイツに来たときの私は、当然のことながら好奇心旺盛だった。

あれから17年もたって、あの時の私は既に我ながら別人みたいだ。

あれも見たいあそこにも行きたい!あれもこれも食べてみたい!と思っていた。

あの頃の私は、何を見ても何を食べても、わーって喜んでたから、

あの頃恋人だった夫も、私をこの国で案内するのはさぞ楽しかったことだろう。


過去に、例えばベルリンに行った時は、

不思議と東京を思わせる印象を受け、少々ホームシックになりかけた。

ハイデルベルクも美しい街だった。

ロストックもアウクスブルクも…。

いろんな街が、歴史があって美しかった。

でも今の私にはもう、

知らない街を歩いても、心打たれるわけでもないんだなこれが。


それじゃ昨日はなんで夫について行ったのかと言うと、

行かないと夫が不機嫌になる、とわかっていたからだ。


私は、基本的に相手の気持ちを尊重したいタイプの人だから、

自分の気が進まなくても相手に合わせて行動することが多い。

相手が自分のやりたいことに付き合った結果つまらぬ思いをするくらいなら、

むしろ自分が相手に合わせたい。


夫は、私とは180度違うタイプだから、と言うか、ドイツ人だからなのか、

自分自身の都合と気持ちこそ最優先だ。

片道2時間半だしそんなには遠くないから一緒に行こう、

ニュルンベルクはまだ知らないでしょ?と夫が言うから、

気の進まないのを抑えて出かけたのだった。


出かけたからには、行った先で楽しめばいいようなものだが、

今となっては、その街の何を珍しがればいいんだろう。

ニュルンベルクならニュルンベルクの情報を、インターネットで眺めれば、

その街の写真を見るだけで、そこを歩けばどんな感じか想像できてしまう。

行かなくてもわかるよもう、と憎まれ口を言いたくなる自分がいる。


例えば自分の生まれ育った所の夏祭りを、

毎年続けて何十年と見たって

飽きることが無いのとは大きく異なる気持ちなのだ。

日本の中でこれまでに知っている色んな場所に飽きることが無いのと同じだ。


外国の景色というのは、いつか飽きてくる。

外国の祭りも、2度目に見たらもう飽きてる。

私にとってはそうだ。

今となっては、何かを眺めても別段感激するわけでもないから、

そういう私を見る夫も、結局は残念がるわけだ。


何をぜいたくな、と言われそうだ。


でも私は、たまたまドイツ人と結婚して今はドイツに住んでいるが、

外国に住みたいと願ったことも、外国人の夫を持ちたいと願ったことも、

誓ってただの一度も無かった。


うわードイツに住んでるんですか羨ましい!と、

見知らぬ日本人観光客の女性から

ミュンヘンのビヤガーデンで言われたことがある。

世の中には、私のような人間をただ単純に羨ましがる女性がいるのだ。

でも私にはわからない、何が羨ましいんだろうか、と。

………。



ひねくれてるつもりは無いんだけれど、

自ら望んで住んでいるわけじゃないから、

こんな風に思ってしまうものなんだろうな多分。

結婚して十何年もたったら自分が何を思ってるかなんて、

だーれがわかって結婚するだろうか。





ということで、

まったくもってとりとめのないひとり言は、

とりとめもなくここで唐突に終わります。

ではこの辺で~。

(ってなんなんだー。)

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