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おどされて勉強

バイエルン州の学校は、今年は8月2日から夏休みが始まる。
あと3週間とちょっとだ。

1年度が終わって、夏休みが来て、そして9月から新年度。
(そういえば、4月に新年度が始まるのは、日本だけ?)

年度末、ということで、休み直前の8月1日には、
生徒達は通信簿をもらって帰ってくる。

うちの息子の成績は、決して良くない。そして息子は、勉強も嫌いだ。
通信簿が近づくと思うと、この時期親子共々楽しくない。

でも息子も私も、どんな成績がくるか、大体もうわかっている。
息子の学校からたまに、学期途中までの成績レポートが来るからだ。

私自身の小中学生時代を振り返ると、
学校の勉強で苦労なんかしたこと無かったから、
息子の勉強嫌いも、成績の芳しくなさも、
はっきり言って私は理解ができない。

そんな難しいことやってるわけじゃないのになぁ、
なんでわからないんだろうなぁ、
なんでそんなに勉強楽しくないのかなぁ、
と、いつも不思議に思っている。

でも私だって、色んな本を読んだりして、
息子の心理に近づく努力はした(こともある)。

ドイツの学校って、成績のランクが6段階に分かれていて、
1が1番素晴らしいが、1を取るのも至難の業だ。
(うちの子供達を見ているとそう思う。)
取るのがあまりに至難の業ななんていっそ無くせばいいのにと思う。
2を1に繰り上げればいいのに。
そして、6なんてもう、モンダイガ~イである。

で、成績表の中に6が一個あったら留年、5が2個あっても留年。
そのあたりはもう、容赦というものがない。

ドイツの子供達って、ほんと気の毒だなあといっつも思う。
ちっちゃな小学1年生だって、
成績が思わしくない子とか、特別落ち着きの無い子は、留年させられる。
2年生に上がれずに、9月にはまた新入生だ。

成績が悪いと、この学年をやり直しだゾ!
という脅迫がいつも子供に付きまとう。

頭の良い子はいいのだ。
できる子は、こんな脅迫なんて関係ないから、伸び伸びやっていける。
でも、そうじゃない子には、プレッシャーがくる。
このプレッシャーは、ついでに親にも、来る。

せめて小学校の6年間(ドイツは4年だけど)、
いや、義務教育の9年間は、留年なんて無くていいような気がする。

病気や大けがで半年休んだとかなら例外かも知れないが、
とりあえず元気に通った子供達は、多少成績が悪くても、
進級していけばいいのにと思う。(甘いだろうか。)

そして、小学校の段階程度なら、
クラスの成績が落ちないようにするのは、
これはもう、担任の先生の腕の見せ所のような気がする。
しかしこちらの先生は、そういう意識が低い。(と私は思っている。)

先生の考えでは、子供が勉強ができないのは親のせい、である。
先生の力と努力が足りないせいでは決してない。
(ほら、ドイツ人って、すぐ人のせいにするから。)
(あ、私も担任のせいにしてる?そっかぁ。)

中学から高校、という年齢になっていけば、
子供達には、プレッシャーに勝てる力も備わっていくはず。
だけど、小学生のうちから、
脅されて勉強するのはどうかと思ってしまうのだ。

幼稚園で遊びすぎるドイツのやり方。
1、2年生の段階での学習の進め方。
もうこのあたりから、私個人的には疑問だらけである。
が、考えても、詮無いことだ。

学校でみんなと仲良く伸び伸びと、
っていう姿勢を学ぶ前に脅しがやってくるのだから、
出来ない子にはたまったものじゃない。

なーんてことを、私はいつも思ったりしている。

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