FC2ブログ

ドイツの土になる?日本に戻る?

(内容的には前回の記事に続くものです。)


自分が死んだら、って考えたことありません?

と言っても、これから私がここで死後の世界を語るつもりじゃないんですが。

でも、今外国に住んでいて、そして配偶者が外国人の、私みたいなひと。
自分が死んだら、入るお墓はどこだ?って考えたことありません?
私は考えたことがあるんですよ。

ドイツ人と結婚してるんだから、入るお墓はそりゃ習慣に従えばドイツっていうことになるんでしょうけれど、
でも、まあ、こうしてドイツに馴染んではいながらも、今もまだ日本が恋しいのに、
死んでまで外国にいたくなーい、日本の地に戻りたーい、とか思うんじゃないかなぁ死んだらば、
てなことを思ったことがあったんですよ、私。

でも、死んだら「無」に帰すのでしょうから、いや、「無」なのかどうかも知りませんが、
とにかく自分にはわからない次元のことですので、どこで永眠しようと関係ないと言えば全くもってそうなんですけれども。

まあ私はある時それを、今となってはたった一人の肉親である兄に話してみました。
すると彼はこう言いました。

墓は、ドイツのほうがいいんじゃないか?
だってドイツの場合は、美しい墓石に自分の名前と誕生日・没日が刻まれて、
そしてそれがずっと後世まで残るのだから、やはりそのほうがいいんじゃないか?
日本のように先祖代々の墓という形で一緒くたに納骨されるよりもいいような気がするなあ。
自分がこの世に生きた証として、自分の墓石が在り続ける、そのほうがいいと思うけどな。

ふむ。

ドイツの町というのは、町の中心とされている場所に必ず教会がある。
墓地は、普通は教会に隣接しているから、つまり、町の中心部には墓地があるわけ。

人々は年に何度となくそれぞれの墓地をきれいに整える。
お墓の手前に立つと、2mほどの向こう側に美しい墓石(素材・デザインは様々)が立ち、
墓石の手前部分に故人が埋葬されている。
そこに人々は花を植えたり、背の低い種類の木を植えたりする。

写真を探してみました。ぱっと容易く見つけたものをとりあえず載せてみます。
でもこれはオーストリーのものです…。
でもこういう雰囲気に近いですよねドイツも。(反論があったら申し訳ない!)

ご参考までに、こちらの墓地はこういう感じです

夫は、私が死んだら、なーんていう言葉を私が言うのをひどく嫌う。
それは私を思ってのことではなくて、ただ単に、面倒くさいのその手の話が。
それでも私は夫に聞く。

例えばあなたの家族の誰かが次にお墓に入るってことになると、
今の所を掘り返して埋葬するってことになるの?

そういうことになるね。

でも、前の人が既に土に帰ってるってどうやってわかる?

3年だよ。3年たてば土に返るとされている。
前回の埋葬から3年たっていれば、そこを掘り起こして埋葬するのだと思ったけど。

そうすると、既に墓石に刻まれている故人の名前の下に新たに亡くなった人の名前が刻まれるわけ?

・・・・。

どうなるの?

次に亡くなった人というのがその前に亡くなった人の肉親ならば、同じ墓石に名前を連ねて刻むかもしれないけれど、
それは残されたその人の家族のやり方にも選る。一概には言えないことだ。
前の人の名前を消して、新たに新故人(って言葉が適切か知りませんが)の名前を刻むこともあるんじゃないか?

・・・・・。

私の兄は、というか、私自身も、自分の生きた証が墓石に刻まれて未来永劫存続すると思っていたが、
ちょっと違うみたいな話になってきた。

聞けば、前回の埋葬から20年間新たな埋葬が無ければ、その墓地はそこの町や市に開放されるらしい。
(注:これは私がバイエルン出身の夫から聞いた話で、また別の地方では異なることかもしれません。
同じバイエルンでも群や市のやり方に拠るものかもしれません。ご了承を。)

つまり、最短3年、最長20年、自分の名前はそこに刻まれて残っているということかな。

いずれにしても、たとえ最長で20年間自分の生きた証がそこに残るとしても、
何だかやっぱり日本に戻りたいかな、とか思ったりする私である。
 
でも、遺骨が日本に戻ったとしても、結婚して家を「出た」人間は、一体どこのお墓に入るというの?
ぜんぜん縁もゆかりもない土地にってこともあり得るんでしょうか。

難しいので、こういうことはもう、残される人にお任せするのがいいんでしょうか。

って言うか、こんなこと考えてる暇があったらもっと意義のあることしろよ!って言われそうですね。
すみませーん。

FC2ランキングへブログランキングへにほんブログ村主婦ブログへにほんブログ村ドイツ情報ブログへ
0円のWEB素材屋さんのランキングボタンです。
ボタンにカーソルを乗せると行き先が出ます。
さあ行きたいところをクリックしましょう!ついでに私も喜びます。
スポンサーサイト



コメント

勉強になりました!

おいらも永久に残るんだと思ってました。だから「ヨーロッパでは墓地不足にならんのかいな?」って何度か思った気がします。今日の話は長年のナゾがすっきりした感じです。でも…前の人が死んで3年以内にまた葬式ってことになったらどうなるんでしょう、ナゾがナゾを呼びます。

3年以内に…

3年以内に…という場合は、確か別の区画を確保するらしいですよ。
偶然その区画が同じ墓地のすぐお隣同士ならとてもいいですが、そううまくは行かないことも多々あるでしょうね。
全く別の隣町とかになったりすると遺された家族内ではもめるのではないでしょうか。

町によっては墓地の場所が足りなくなって町はずれやどこか別の所に新たな墓地を設ける場合もあるみたいですよね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Message
★当ブログへようこそ。
★コメントは承認後の公開です。
★非公開ご希望コメントに対しては、お返事したりしなかったりです。
★拍手コメントは受付けていません。
★ランキングボタンや拍手をクリックして下さる皆さん、どうもありがとう!
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
プロフィール

granat

Author:granat
初めまして。ガーネットです。
南ドイツ・バイエルン州に住んでいます。
どうぞよろしく!

もっと知りたい方はこちら
FC2カウンター
最近のトラックバック
ブログ内検索
月別アーカイブ