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使う使わない使う…

ドイツで医者にかかる場合、救急の場合は別だと思うが、
最初から大病院に予約を入れて出向くことはごく少ない。

普通は、まずハウスドクターのクリニックに行って、
病院に行く必要が生じた時には紹介状を書いてもらう形を取る。

私の場合は、ハウスドクター=近所のお医者さん、で、
良いお医者さんかどうかよりも、とりあえず通いやすさで選ぶ。

以前住んでいた町(家から15km程)でお世話になっていたお医者さんに、
今の住まいから通うことも出来るが、
それでもやっぱり「近い」というのは楽なもので、
先日も婦人科がん検診を受けるために行ったのは近所のクリニックだった。

私は、マンモグラフィー検査を受けたことが無く、
今年は受けてみようと思っていた。
婦人科の先生に、レントゲンクリニックへの紹介状を書いてもらうつもりでいたが、
その日はそれを言い忘れて帰ってしまったので、
後日また行って来た。(やはり近いと便利。)

紹介状といっても、プリントして先生がサインをするだけのものだから、
数分とかからず出してもらえたが、私は、来たついでにと、先生に聞いてみた。

ドクター、あの…気分が落ち込んでつらい時に飲むような、
ごく軽ーい、抗うつ剤とも言えないような、そんなお薬はあるんでしょうか。

(前回の時に、落ち込むことはないかと聞かれて、
 あると答えたら、つらいようなら薬を使う手もあると先生が言ったので、
 それで今回聞いてみたのでした。)

使ってみたいですか?と先生。

んー。飲むかどうかはわかりませんが、
あると安心するかなあと思って。
(ほら、子供の解熱剤が常備してあれば母親が安心するような、
 そういう感じですね。)

先生は、私を診察室に通した。
予約をしないで来ていたが、先生は私に、椅子にかけるように言う。

これあげるから使ってみなさい、
と言って先生が出した薬のパッケージには、
ESTRAMON(エストラモン)とあった。
先生はパッケージを開けて中味を見せて説明した。

これは、卵胞ホルモンを補う療法で、このシールをお尻に貼るだけです。
3日くらいしたら、新しいシールに張り替えてください。
シールは全部で6枚。
使うことに決めたならちゃんと全部使い切ること。
そして、使い切ったところで必ず来院し様子を知らせて下さい。

それじゃ、もし使ったら、様子を知らせにまた来ます、と答えて、
とりあえず私はその箱を受け取ってきた。

薬の説明を読むと、このシールにはエストラディオールが入っている、とある。
(シールじゃなくて、パッチというのかな。)
インターネットで調べると、エストラディオールというのは、
卵胞ホルモン「エストロゲン」の一つ、とある。
これを貼っていれば、落ち込む気分が解消するんだろうか。

でも、私の頭をよぎるものがあった。
何年も前の話だが、ドイツ人の友人のお義母さんが、
ホルモン療法を受けて癌になった、というのがある。

さて。

この、卵胞ホルモンシールのパッケージを目の前にして、
使うか使わないか、思案している。

薬の名前「エストラモン」をカタカナで入れてヤフーで検索したが出てこなかった。
ドイツ語Googleでは沢山出てきた。(もちろんアルファベットで入れた。)

「副作用」として現れる症状を読むと、やっぱりやめとこうかなという気がしてくる。
それに、長期に渡り使用することで発ガン率が高くなる、とも書かれている。

ふーむ。
20日足らずの使用ならば問題ないのだろうか。

でも、私みたいに心配性の人は、
これを使ったらさらに心配になって、かえって良くないかもしれない。

ふーむ…。

思案は続く。

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始めまして

始めまして いつも拝見させてもらっていますが
初めてのコメントです
この卵胞ホルモン 日本語ではエストロゲンと発音すると思います。
良かったらまた調べてみてください^^

ガーネットさんのブログとても読みやすくって なんか本を読んでるみたいな気分になるんで大好きです。
また遊びに来ますね。

上のコメントの続きのようなものを書きますね。

ドイツでどこまで日本人に合う医療を受けられるかも、ポイントだと思います。国が違うと、手法も違う可能性があります。

わたしの懸念のひとつに、海外で使われている薬がはたして、人種の違う日本人の体質にフィットするのかどうか、ということ。

日本では多くの製薬会社があり、製造して販売しています。やはり、人種の違いというのは存在すると思うのです。まったく違わなくても、成分の比率を変えているとか。国による疾病率が違うのは、体質とか、食生活などの条件の違いもあると思うんですよね。また、ウイルスなどの種類も同じ病気でも原因になる種類が違うとか。

素人の考えですが、違いがあるだろうから、治療を受けるにあたっては、そういことも考えていったほうがいいと思うんです。

白人のひとは、寒さに強いですよね。だから、身体の機構は違うと思うんです。

あとは、本当に落ち込みがホルモン慮法が必要な状況から起こっているのかということの見極め。

たとえば、この件ではご主人に相談しましたか?そして、ちゃんと、真剣に考えてもらえていますか?

自分の落ち込みの根本原因がどこにあるか、考えいるのも、別の療法かもしれません。

だから、トータルに考えて、現状の自分を一番楽にするにはどうするか、を考えられてもいいかと思います。

まあ、何でも相談できるドクターにかかっているのがベストだとは思いますが・・・よい方向にいけたらいいですよね。

私としたことが

emicoさん、ご指摘ありがとうございました。
発音にうるさい私としたことが、書き間違いをしていました。失礼!
先生のくれた薬のパッケージを脇において書いてたんですが、
その名前が「ESTRAMON」だったので、
エストラゲンがエストラGONになった??
と一応言い訳しておきましょう(笑)。
エストロゲンでもエストラゲンでも両方あるみたいですね。
これからエストロゲンに訂正しておきますね。

ネコさん

体質は確かに異なると思います。肌とか髪とか、違いますもんね。
このホルモン補充療法、ネットで調べてみるほどに抵抗が出て来ました。
婦人科の先生は、落ち込むのはホルモンバランスの崩れから来る更年期障害の一つだろうと考えたので、それでホルモン療法を、となったのですね。
何でも相談できるドクター……いませんねー。
どうしてもドイツ語に限界があるため、説明したくても上手く出来ないことが多いんですよ。
それに、外国に住んでいることから来るストレスは、
説明してもわかってもらえない部分があると思っています。
こんなきれいなドイツに住んでいるのに嬉しくない、という私の気持ちを、
義母が全く理解できないのと同じ様なものだと思っています。
近所に、児童心理カウンセリングをしている女性がいるんですが、
その人の息子とうちの息子が友達ということもあり、
何かの折に私の気持ちを話してみたこともあるのですが、
わかってもらえた気はしませんでしたね。
体質だけでなく、ドイツ人の思考もまた違うんですよ。
私は、落ち込んでいる時など、自分の気分を分析し理由を見つけ出そうとします。
どうすれば楽になれるのか、と考えます。
『ご主人と相談したのですか』的な至って初歩的なご質問ですが、
うちの場合、主人がひとの心の弱さというものに取り合わないタイプの人で、
私はそれを何年も何年も前からわかっているので、
こういうことで彼に相談することはもう二度とないんです。
こんな夫婦じゃなければね、寂しいことも無いと思いますよ、世界のどこに住んでも。

ホルモン療法は、おいらは怖いと思ってます。
普通に受けている人もいるし、多くの人は無事過ごしているんだろうと思うけど癌になった人、子宮筋腫になった人、知ってます。不妊治療で筋腫ができちゃった人も。なんかもう、話聞いてるだけでツライ。
なのでおいらは、不正出血でホルモン剤を飲めといった医者に反発しちゃったのです。
ご存知でしょうが、日本じゃイソフラボンがホルモンを補うといわれてます。ドイツだと大豆のヨーグルトみたいなのが売ってますよね、あれなんかを毎日食べたら良いんじゃないかな?おいらはヨーグルトより味が好きなので、自家製のゆるゆるジャムをかけて食べてます。

先生からホルモンシールの箱を受け取りながら、これきっと使わないだろうなーと思ったんですよ。そんなら受け取らなきゃ良かったんですが。
私が直接知っているのは、その友人のお義母さんのことだけなんですが、ネットで見るうちにさらに怖くなりましたね。
イソフラボンですか、今度から摂るようにします。あいざぁさんどうもありがとう。
更年期でホルモンのバランスが崩れていくのは、悲しいけれども自然なことなのだし、
やはり食べ物や生活の仕方から気をつけるのが良いですよね。

理想の伴侶を今更思います・・・

ガーネットさん・・・

何でも相談できる伴侶がベストです・・・わたしはそういう人を持っていませんから、強く思います(苦渋の笑い)。

夫婦もいろいろなんでしょうね。わたしの夫も、人の気持ちが分からないひとで、相手の立場にたって考えることをしてくれない人で、どうしようもない意見の相違がありました。

当然、人の弱さもわかってくれる優しさなどありません。

夫はわかってくれなくても、こどもたちは違いますよ、うちもそうですから。

でも、そういう人だとわかって、「もう相談はしない」と判断されているのは、わたしよりも大人(適切な表現じゃないけど)と思いました。

わたしは、相手に変わってほしいと思い続けました。そのために、衝突は起こり、相手がわかってくれないと分かるたびに、本当に悲しい思いをしました。

次の人生(来世という意味で)があるとしたら、やはり、結婚相手は本当に慎重に選ばないといけないと思ってるんです!うちは見合いでしたけど、付き合う段階で本当に伴侶としてお互いが適切か冷静に判断すればよかったと、わたしは思っています。

結婚は就職以上に女性にとって、重大なものなのだと、誰も教えてくれませんでした。

ネコさんへ

ネコさん、私ねえ…誤解してましたね、ネコさんのことを。比較的若い独身女性かなと思っていたんですよ。結婚経験の無い独身女性かと。あるいは、旦那さんと幸せな生活を送っている、まだ結婚3年目とか、そういう人かなと…。なぜそう思ったかと思って、ネコさんに頂いた過去のコメントを読み返したくらい。でもやっぱりそういう印象になる。すっかり誤解してたようですね。人を見る目が(読む目が)無かった。
ところでうちなんか、うまくいってませんからね、旦那に真剣に考えてもらってなどいないですよ。でもねー、今となっては、真剣に考えてほしくもない、と言うのが本心。
私、数年前に、数ヶ月間うつになっていた時期があったんですね、で、その原因は結局のところ、夫の心無い一言にあった。私をうつの暗い穴に突き落とすことのできるのは、この世で夫しかいないんじゃないかと、私はあれ以来ずっと思ってるんです。
(なんかすごい話になってきましたねえ。笑)
こんな私ですので、「若い独身女性」からもらったと思いこんだアドバイスは、正直腹立たしかったんですね。それで冷たい返事になりました。(ごめんなさいね。)
好きで一緒になったのだから、とか、自分で選んだ道を歩いてきた結果がこれなのだ、と思ってみても、現実にはつらいものがありますよね。
元を正せば赤の他人と暮らす生活そのものである「結婚」って、ほんと何なんでしょうね。かつて好きだった人、ずっとうまくやっていけそうな気がした人、だったのにね、長いこと一緒に暮らして相手をもっともっとよく知ることで、嫌になってしまう…。そういうことって、少なくないと思いますね。うちだけじゃないと。それに、相手が自分の望まぬ方向に変わっていく、自分もまた然り、なこともあるわけだし。だからやっぱり「あきらめの底なし沼」(過去記事のどこかにその表現をしました)に放り込むわけです何でも。
ま、国際結婚してる人のブログって、結構楽しげじゃないですかどれも。だから私みたいなのがいてもこれもまた面白いんじゃないかなーとか、思います。
昨日の、「散歩」の記事なんて、自分で笑っちゃいますね、あんまりのどかで。仲の悪い夫婦が表面取り繕って散歩してるんだからー。ドイツ紹介のこの手の記事は、他の誰かに任せりゃいいのに、昨日は新しいデジカメで写真撮ってみたものだから、観光案内みたいなの書いちゃいました。

ガーネットさん、お返事ありがとう!

そのまま、「若い独身女性」と思われたほうがよかったかも(笑)。ホホホ。

わたしも自分なりに、夫相手の人間関係について多くを学びましたよ。経済的、精神的に優位に立つほうが、より力をもたないものを虐げるというのが、うちのパターンですね。

ところで、同じ人とずっといたら、だんだんとゴムのような気持ちがのびることって、ありませんか。新鮮味がなくなるということ・・・なんですけど。

わたしの場合は、もしかしたら、相手に飽きちゃうってこともあるのかもしれません。こういうのって、本当に「人間さま」に対して失礼かもしれませんが、やっぱり、フィットした相手じゃないと、というか、あまり相手を知らないころって、好奇心もわきますし、相手からもいろいろ学べますが、なんというか年月がたったら、すべてが新鮮から、日常の当たり前に変わっちゃうんです。

わたしのいけないところは、そこで相手のよいところも見えなくなるところなんですよね。

だから、ある意味、結婚生活を数十年も続けていくというのは、本当に相性がよいのか、双方あるいは、片方が本当に努力して継続できてる、じゃないと無理だと思います。

お言葉の「元を正せば赤の他人」というのを見て、親子ではない、他人同士の夫婦関係というものは、最初は同じ道を歩いていても、年月がたつにつれ、片方あるいは双方の方向性が変わっていったりして、それでも、いっしょにやれてる、というのは、やっぱり、努力というものがあるからだと思います。同じものでなく、違うものをみるようになることもあるのだ、と思い、ドキリとしました。

夫さんとの関係も客観的に見られているのだから、過去のわたしのように相手に対して、無駄なトライをしない分、そのエネルギーをご自分や他の大切なことにまわすことができますよ!

いっしょにお散歩、素敵だと思います。そういうことができてる二人というのは、「大人」なんですよね~。

いろいろあるでしょうけど、お互い、無理せず、がんばりましょう!

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