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洗車をすると乗れなくなる

夫が先日3日間レンタカーをした。
朝に、うちの車で一緒にレンタカーオフィスに行き、
夫はそのままレンタカーで出発することになっていた。

車は、ほぼ夫の希望通りのタイプ(アウディ)だったが、
オートマ車だったので夫はがっかりする。

ドイツ人は基本的にはオートマ車を好まず、夫も例外では無い。
マニュアル車希望、とわざわざ言えば希望が通ったかもしれないが、
普段マニュアル車が当り前と思っているからそんなことを思いつかなかった。
しかし、高級車になるとオートマ車である場合も多い。

やだなー、かっこわるいなー、と言う夫に、私は冗談を言う。
ふぅん、それなら私がこのアウディ乗るからさ、
あなたうちのパサートで行けばぁ?

私は、今はオートマでもマニュアルでもどちらでもいい。
オートマなら楽チンだが、マニュアル車だから大変とも思わない。
(ただうちの車はサイドブレーキが無いので、
 これだけは1年乗ってても不満。)

さて、レンタカーのアウディは、外に停めてあったので、
最近の寒さでかちんこちんに凍っていた。
車体のカラーがブラックなのはわかるが、
それにしても真っ白に凍っていた。

レンタカーオフィスの女性は、
「この車には、右のドアにかすり傷がありますので、ご出発前にご確認を」
と言ったが、そんな傷は見えないほどに、車体は凍って真っ白だ。

女性に外まで来てもらい、こういう状態だから確認できない旨伝え、
時間も押しているので、夫は出かけた。

夜遅くに帰宅した夫が言った。

いい車だけど、それにしても汚かった!

いや、車内は普通にきれいだけど、車体がとにかく汚なかった。
こんなに汚れたレンタカーを、これまでドイツで見たことが無い。

朝はクルマが凍っていてわからないが、
昼になってクルマが温まってとけると、それはそれは汚い。
レンタカー会社に電話をして、こんなに汚れているとは…と言ってみた。

そしたらこう言われた。

普通ならば洗車するのだが、
これほど冷え込みが厳しいと、
洗車時の水分が凍ってドアが開かなくなる。

それで汚いままです。
申し訳ありません。

へー。なるほどねー。

(洗車後の、ドア開閉部分の水分を、凍る前に素早く拭き取る、
 というところまでは丁寧にやっていられないのだろう。)

これ、マイナス5~十何度という気温を日常的に経験したことが無いと、
「そんなのお湯をかければ大丈夫では?」と言いたくなるところだが、
それをしてしまうと、さらに氷の嵩(かさ)が増す。
車のドアなどそれこそ二度と開かなくなる。
あまりの冷え込みに、ぬるま湯などでは瞬間冷凍だ。
(熱湯をかければ大丈夫だろうか。)

しかし、アウディと言えば、高級車ではないか。
「ドアが凍って開かない時には、センサーが働いて、
 凍結ドア解凍機能が作動する」
とかいうファンクションは付いていないのだろうか。


ところで、ドイツでは、路面凍結防止に道路に塩を撒く。
この塩分で車はとにかく汚れる。

いずれ塩分が流れて地面に滲み込めば、
環境にいいわけは無いが、路面が凍結しては大変危険だ。

うちの車もあんまり汚かったので、私は昨日ざっと洗った。
どうせ数日後には元通りに白く汚れるとわかっているが、
あんまり汚れた車に乗るのも気持ちがよく無いし、
窓が汚いのも気になっていた。
とりあえず簡単にぬるま湯で流すに留めた。

昼間の、それでも気温が多少はまし(マイナス2度くらい?)な
時間帯に洗ってしまおうと思ったが、
あれこれ用事を済ませるうちに、洗車する頃には4時半になった。
気温は、マイナス4度に下がっていた。

ああ、しまった。気温が低すぎる。
洗うそばから、水滴が凍って車体に張り付いていく。
拭き取ろうとしても、シャーベットをうすく塗りつけた様な状態になり、
とても拭き取りにくい。

ざっと洗い流してざっと拭き上げガレージに入れた。
1時間後に出かける用事があるが、短い時間だけでもガレージにしまう。
ドアが凍って乗れなくなってはたいへん。


ということで、
ドイツでレンタカーをしたらば車体がすごく汚かった、
ということがもしもあったら、
それは、その時期ドイツが非常に冷え込みが厳しいということを示すと同時に、
車に締め出されないようにする工夫でもあることを理解し、
汚くても我慢し諦めなければいけないのであーる。

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コメント

道路には砂利だけでなく、塩が撒かれていたんですか。
たしかに、この塩分が浸みだしていったら植物が枯れてしまいそうですけど、大丈夫なんですかねぇ。i-183
ベルリンの市バスも真っ黒のまま走ってますが、この気温では洗車できないですよねe-28
-10℃にもなる日は、S-Bahnのドアが凍りついて、半分くらい開かなくなってます。
でも、レンタカーはそれなりのお金を支払っているのだから、汚れた車だとちょっとガッカリしてしまうかも。。。

S-Bahnのドアが凍りつく?そういうことがあるんですか…。
私は普段電車に乗ることが滅多に無いので何も知りませんでした。

塩を撒く車(Winterdienstの、塩-Dienst?)を見かけたことありませんでした?あれの後ろを運悪く走った日にはもう…。
塩は、確かに道路わきの樹木や植物・草などにとっては良いわけがないのですが、凍結防止には仕方ないですよね。

雪が降ると、それがほんの数センチでも、すぐに除雪車が出動し、歩道も車道もきれいにしていきますよね。冬の始めには歩道の上に細かな砂利を滑り止めに撒いていく。人々が歩きやすいように、運転しやすいように、ドイツ人はそういう作業をきちんきちんとするので、いつも感心します。

ところで、ちょっと気温が上がってプラスの温度になったところにざーっと雨が降ることがあると、路面の表面温度はまだ低いままなので、降るそばから雨が凍っていくことがあります。そうなると、塩を撒いてあっても道路を薄氷が覆う状態になり、歩くのも大変ですが運転もかなり危険になります。冷えこみのあとの雨には要注意です。
お互いに滑って転ばないよう気をつけましょうー。

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