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煙突掃除屋さん

チムチムニー チムチムニー チムチムチェリー 私は煙突掃除屋さん♪

この古い歌をご存知の方、いらっしゃるでしょうか。

 

さて、さっき、煙突掃除屋さんがうちに来た。

煙突掃除屋さんが来ると、さっきの歌がふと頭をよぎる。

来たのはもちろん、歌のような美しい女性ではなく、でっかいドイツ人男性。

 

ドイツの住まいというのは、必ずと言っていい程、煙突がある。

暖房システムのタイプによっては煙突が必要だし、

暖炉があればそれにも煙突は必要になる。ただ、我が家の場合は、

煙突不要な暖房システムのため、本来ならば煙突は要らないのだが、

暖炉用の煙突が、使ってはいないが、あることはある。

 

煙突掃除屋さんが、市の職員なのか、町の職員なのか、

市から派遣されてくる業者さん、ということなのか、

何年住んでもよくわからないが、一年に一回ほど突然やって来る。

 

玄関のドアを開けて知らない人が立ってても、とりあえずニッコリ微笑む私だ。

先手必勝、こちらが笑みを見せるとむこうもつられ、その後の会話も和やかに。

でも今日の人は、最初からにこやかな人だった。

思えば、家に突然やってくる市だか町だかの何かの作業の職員さんは、

みんなそんな感じで親切だ。

 

文字通り煙突内を掃除し点検するのが彼の仕事(これを断ると違反)だが、

今日の人は、掃除に来たのではなかった。

我が家のデータがまだ無いからおしえて下さい、と彼は言った。

今住んでいるこの家はまだ新しいので、

煙突データが彼のデータベースに入っていなかったのだ。

名前の他に、暖房のシステムはどういうものか等、聞かれたことに答えると、

暖房の機械と煙突の下口部分が見たいと言うので、快く地下室に案内する。

チェックし、なにやら書類に書き込み、さあ終わりましたと、また玄関へ。

 

そして彼は、私に振り向きにっこり笑って、

「50ユーロね(約8千円)」と言いながら、大きな手を出した。

へ?

今までこのような事に対しお金を払った事がなかったので、一瞬固まったら、

「冗談だよー」と、微笑を残して彼は出て行った。

 

どうもー、と別れて、ドアを閉めつつすぐに思った。

もしかしてそのでかい手は、チップを望んでいたのだろうか。

 

欧米で当たり前のチップの習慣。チップの渡し方は国によって色々だと思う。

ドイツでは、例えば食事に行くと、テーブルでの会計の際に、

代金の一割程の額を上乗せした金額をこちらから言って支払う。

合計で40ユーロ、とウェイトレスさんが言ったなら、

では44ユーロ、という具合にこちらから金額を言ってお金を出すのが普通だ。

あるいは、見合った額を差し出し、これで合ってるから、と言ってもいい。

チップの額は、もちろん自分で決める。

サービスが良ければもっと払ってもいいし、悪ければもっと少なくてもいい。

一割というのは、目安の額だ。

 

ただ、自宅にこの煙突掃除屋さんのような人が来ると、

チップを払うものなのか、払わないものなのか、どうもわからない。

市の職員であるなら、おそらく払わなくていいのだろう。

市から派遣されている業者なら、払うほうがいいのだろうか。

 

チップを渡さなくていいのに渡してしまうと、

「ガイジンだからやっぱりやることが変」と思われるのがオチだ。

ささいな事でちらっと悩んでしまったが、

やはり彼は純粋に冗談を言ったのだろう、と思うことにする。

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