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「ものは考えよう」というのはほんとにそうで、

例えば、重い病に苦しむ人を思えば、
とりあえず健康と思える自分は、とても幸せ。

息子が日本人の母親を持つことを嫌がりどんなに私を馬鹿にしようとも、
とりあえず健康そうな息子なのだから、そういう点で私はとても幸せ。

住む家だって有る。食べる物にも困らない。
住んでいる環境だってすばらしい。

そんな生活を送っている私は、見た目とっても幸せ者。

が、しかし、、、
心の中に、楽しいことがなんにも無い。
ほんとに、毎日毎日、楽しいことが一つも無い。
私って、とってもしあわせだわ、とはどうにも思えぬ日々。

こうも楽しいことが無いなら、何か始めなきゃ、
と、このところ考えていた。

実のところ私は、ほとんど無趣味でずぅっと生きて来てしまった。
ドイツに移った今でこそ、本をあれこれ読むようになったが、
それ以前は本を読む時間もあまり無かったから、
読書が嫌いじゃなくてもそれが趣味ですとも言えなかった。

何を始めてみようか。
前々から少し興味のあったことを、学んでみよう。
そんなことを生まれて初めて思った。

私の場合、生まれて初めて、と言っても実は別に大げさじゃない。
よく、習い事が大好きで何でもかじってみたい人っているじゃないですか。
私の場合は、そういう人の正反対に位置しているというか、
興味の持てることがほとんど無かったというか、そんな感じで。

というわけで、あることを始めてみたいと、先日夫に言ってみた。

なぜ夫にわざわざ話すかというと、
それを始めるにあたって少々費用がかかるから。

普段私は、夫の仕事を手伝うことが多い。
でも、そこに楽しみを見出せることは無く、
最近などはいい加減苦痛になってもきている。

楽しいと思える何か、気晴らしになる何かを、自分で持たないことには、
この先耐えられないんじゃないかと、そんな風にこの頃思うようになった。

しかし、夫は言った。
「そんなことはいいからこっちの仕事を手伝ってくれ」
「何か始めるとしても、それで稼げるまでになるならまだいいが」

もちろん、趣味が高じて実益につながるなら、私としても言うことはない。
でも、そんなことはたった今は全く現実的じゃない。

私はとりあえず、楽しいことの無い日々に、
何か趣味になりそうなことを始めてみたいと思っただけだ。

そういう思いをそうやって、
「そんなことはいいから」と面倒くさそうに手で払う夫に、
私は少なからずショックを受けた。


私という人は、基本的には自分の気持ちよりもまず人の気持ちを尊重したい。
それは私の生きる姿勢の一つでもあった。
無理にそうしているわけでなく、私という人は元々そういう風に中身ができている。

でもそれが子育てに大きな間違いをもたらすことになったと今になってわかる。
人の(我が子の、特に息子の)思いを尊重したがために、
結果ただ単にわがままを聞き入れてばかりいたということになったのかも知れない。

同じように育てたつもりでも、
娘はなぜか大丈夫な感じに育っているが、
しかし息子は…。

あ、話が脱線しました。


夫に賛成してもらえないと、結局私はしょぼんとしぼむ。
ささやかな趣味をと思う私の前に、夫という壁は、そびえるが如く。

とっくに仲良くできなくなった他人と一緒に生きていくのは、
とても大変で、こんな風に傷つくことは多い。


私、ここで、こんな外国で、何してるんだろうなと、ふと泣きたくなる。
こんなんで、(精神的に)生きていると言えるんだろうか。

そして明日も、楽しいことの何も無い日がやってくる。
今日のうちからそれがわかるところがまた切ない。


でも、構わず何か始めてみよう。
夫の気持ちなど、ここまできたらもうどうでも良いではないか。
私が人の気持ちを尊重しても、人が私の気持ちを尊重するとは限らない。

楽しみを見出すことを考えなければ、私は異国でどうかなりそうだ。


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