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娘のいない日

今週は、日曜午後から水曜夜まで娘がいなかったので、
何だか普段ととても違う週だった。

娘は先頃、学校の、特別生というのかそういうのに選ばれて、
学校から推薦されるという形である事に応募することになり、
途中どんな審査があったのか良くは知らないが、
とにかく通過して「それ」に参加することになった。
行く先は、お隣オーストリアのザルツブルクの何とか言う学校が開催する
「サマー・アカデミー」というもの。

で、参加者全員が集合しての顔合わせがこの前の日曜夕方だった。
同じ学校からもう一人別の子が参加することになっていて、
行きはその子のパパに送って行ってもらえることになり、
娘は午後の4時に家を出た。

三日間の具体的なプログラムを私は知らなかったが、
珍しくも楽しい経験になると良いなと思い、
楽しんできてねと娘を軽く抱きしめて送り出した。

後で聞いたら、
ドイツとオーストリアから50名程の生徒達が集まったらしい。


さて、娘の居なくなった我が家はどうだったかと言うと…。

謂われも無く娘を嫌い続けている息子は、
嫌う相手の姿が消えたことで実にリラックスし、
充分わけ有りで娘に嫌われている夫も、
これまた相当リラックスしたのが見て取れた。

私はと言うと、
いつも居る子―それも同性の娘―がいないという奇妙な感じに
最初かすかに寂しくもなったが、
息子がぴりぴりしてない様子を眺めるうち、
娘の居ないその状態が、ある意味つかの間の安らぎにも思えて、
私もまた、そういう意味ではリラックスした。

誰かがいないことで誰かがホッとして穏やかになる。
こんな我が家はいったい何なのだろうなと、
この4人は一体どんな因果でこのメンバーなんだろうなと、
そんな風に思い、釈然としないものが心に留まった。


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コメント

NoTitle

こんにちは。
実は今、私も家族の中で、ガーネットさんのお嬢さんのような立場になってしまっているので、とても他人事だとは思えないのです。ガーネットさんは、お嬢さんの立場を理解なさろうとなさっていらっしゃるのが分かるので、いつも偉いなあと思っています。きっと、お嬢さんも救われていることだろうと思います。

私の場合は三人姉妹で、末の妹から無神経な事を言われ続けられて、終いには「お姉ちゃんに親切にするのは疲れた」とまで言われて、それ以来、「家族って一体なんなのだろう」と思うようになりました。末の妹は、家族の中では非を認めたがらないので、果たして解決する時が来るのだろうかという感じです。私たち三人は皆成人しているのですが、子供の頃からいつも母が妹の側についてしまっているので、家族の中で一番信頼している人に分かってもらえないということも辛いです。

家族の問題って、なかなか人に相談できないので、たちが悪いです。

NoTitle

「偉い」というのは失礼な表現になってしまいました。「素晴らしい」と訂正致します。大変申し訳ありませんでした

父親との不仲というのも似ています。父は子供の人生を自分の意のままにできると思い込んでいるようなところがあって、いろいろあったので、私は父のことを警戒しているところがあります。

家族は一番信頼できるものだと思うので、信頼を裏切られるようなことがあると、不信感もかなり大きいですよね。何度もすみませんでした。

Roseさんへ

コメント頂いてから何日も経っての返事になり大変失礼しました。ごめんなさい。
コメントを読み、うぅーんと唸り考えて、そして何を書いたらよいのかわからなくなった…というのが実は正直な気持ちでした。
(コメントにさっさとお返事するのが、実は随分とへたくそな私なのです。きっと何やかやと考え過ぎてしまうのですね。)
たまたまこのところ読書に夢中になりすぎてた、というのも大きな理由で…。
お許しを。

肉親ゆえの愛憎というのは、とても深くて難しいですね。
親子の仲も兄弟姉妹の仲も、うまく行っている分には実に快適で、これ程強い絆も無いと思いますが、いったん憎しみと言うか負の感情が出てくると、それは他人に対するそれと比較にならないまでにエスカレートしてしまうこともあると言うか…。

私自身は、たった一人の兄に対し、思春期の頃にはかなり抵抗を抱いたことがありましたが、それを親が見ては心を傷めていた事も知っていました。でも自分でどうにもできなかった。そして時が経ち、いつしかそういう抵抗感も消えていった、という感じでした。あれはやはり一過性のものだったわけです。で、それ以来は私は兄と普通に話すようになったし、私は兄のこと結構好きだし認めてもいます。

ただ、我が家の場合、息子の娘に対する嫌い方があまりに度が過ぎているので、私は娘がかわいそうでなりません。でも現実には、私は娘にも優しくし、息子とも表面的には何も無いかのように付き合っている。息子に、娘に対する態度を改めるよう何度言っても聞き入れてもらえず、結局私は、八方美人と言うか、そんな状態です。娘はじっと堪えていますが、これは娘から見ればかなり理不尽なことだと思っています。

ほんと、家族って何なんでしょうね。
憎しみ合っても近い存在で。それは消せる絆ではないわけで。

でもいつか、きょうだい仲良くなれる日が来ると私は信じています。
たとえそれが20年先の話になっても、その時にもう私がいなくても。
ずっと信じていたいなと、思うんですよ。

どうもありがとうございます!

ガーネットさん、お返事ありがとうございます。
こんなこと書いてしまったら負担を掛けてしまうだろうということは、私も考えていました。
ご親切に真摯なお返事下さってありがとうございます。
書こうか止めようか本当に迷ったのですが、誰にも話せずに抱え込むばかりだったので、
似たような問題を抱えていらっしゃるガーネットさんと、このことについてお話しできたら…
という思いが強かったのです。

肉親への負の感情が一旦出てしまうとエスカレートしてしまうというのは、
とてもよく分かるような気がします。今、私の末の妹は海外留学をしているので、
めったに会うこともないのですが、妹のことはできるだけ考えたくないという状態です。
妹から嫌なことを言われ続けられたり「親切にするのが疲れた」と言われたのは
その留学の直前のことで、私は妹とは会えなくなることが分かっていたので、
嫌なことを言われても聞き流し、なるべくもめ事を起こさないようにしていたのですが、
妹の方は仲良くやろうという気持ちがないらしく、言う事がどんどんエスカレート
していったのです。妹も成人しているので、こういうことを言われるのは
本当に傷つきましたし、信頼もできなくなってしまいました。
妹の言っていたことを今になって考えてみると、私に妹より優れている部分があると嫉妬し、
妹よりも劣っている部分に対しては馬鹿にするという感じがあったように思います。
兄弟というのは、ライバルにならざるを得ない所があるのだなと思います。

ガーネットさんは息子さんに、娘さんに対する態度について諭していらっしゃるのですね。
何度でも言い聞かせていらっしゃるのは得策だと思います。きっと息子さんも
いつか分かってくれる時が来ると思います。私の末の妹も頑固で、
子供の頃は、両親が叱ると、叱る方が悪いと言わんばかりに勢いよく戸を閉めて、
自室に閉じこもってしまったり、家出をしてしまったりしていました。
そういう状態だったので、私の母は妹をたしなめるのが怖いらしくて、
私の方が「あなたが我慢しなさい」と言われてしまうのです。こういう態度を
取られてしまうと、解決するようにはとても思えず、絶望してしまうのです。
ガーネットさんの娘さんは、ガーネットさんが息子さんを諭していらっしゃることを
ご存じだと思うので、そのことは娘さんも心強いだろうと思います。

私は今の状況ばかりにしか目がいかず、ずっとこういう状態が続いてしまうのだろうと
思い込んでいましたが、ガーネットさんのお返事を拝見して、時間が経てば
関係も変わるのだなと思いました。いつかまた仲良くできる時が来るかもしれないと
希望を持つことができました。お話できて本当によかったです!
どうもありがとうございました。

うぅ~む

こんにちは、Roseさん。
また、ぅ~むと唸っておりますガーネットです(笑)。

<<ガーネットさんの娘さんは、ガーネットさんが息子さんを諭していらっしゃることをご存じだと思うので、そのことは娘さんも心強いだろうと思います。>>

そもそも息子は私をとても馬鹿にしているので、私の言うことを聞き入れようとはしません。思春期の反抗も手伝っているのでしょう。私が何度話しても、何の意味も無いような気がしています。

そしてそれを娘はわかっているので、私は娘からは、「自分の母親とは何と無力だろうか」と腹を立てられてる。

娘からは、自分の弟をどうにも出来ない無力な母親として恨まれ、息子からは、ドイツで「頼りない」母親として馬鹿にされている。情けないけどそれが現状です。

正直なところ、息子のこの心の状態があと何年続くのかと考えると、まじに気が遠くなります。いつかうまくいく日が来ると信じていても、くじけそうになります。穏やかで良い子になる即効性特効薬でもないかなと、つい思ってしまいますね(笑)。

Roseさんのお話を読み、成人してもまだ色んな複雑な思い、というか、確執とか、そういうのがあるのだなと思いました。複雑ですね家族模様は。

……と、答えらしいものには全くなってませんが、思うところを少し書いてみました。
しかーし、何はともあれ希望は捨てずに行きましょう!

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