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バナナの買い方

自転車で転んで以来(…と、いつまでもしつこい私)、
丸六日が過ぎ、気持ちの方はほぼ持ち直した。

肌の方は、おかげさまでかさぶたが全部取れ、
その下から現れた数々の、傷の形のピンクのヤワ肌が、
これまた少々痛々しく見えなくも無いが、
でも、このあいだの日月火あたりの嫌~な気分を思えば、
ここまで傷が治って本当に良かったと思う。
それに、傷の直りが思っていたよりずっと早かったし。

で、嫌~な気分をまだまだ引きずっていた火曜日に
(だって傷は月火で一番すごい色になっていたから)、
娘をクルマに乗せてスーパーに行き、私の代わりに買い物をしてもらった。

駐車場に車を停め、私は車で待っているからと言って娘に買い物リストを手渡す。
別に私が店内に入って買い物をして、他人の誰かが私の顔を見たとしても、
誰が何をどう思うわけでもないとわかってはいたが、
私としては、ただただ誰にも見られたくない一心だった。
それに、知り合いに出くわさないとは限らなかったし。

買い物リストは、全く大した内容ではなかった。
夫も息子も居ない今、手抜きご飯でも文句を言わないありがたい娘と二人だけの分、
簡単な食材をいくつか書いただけだった。

その中に、バナナ2本と私は書いていた。
娘が私に聞く。「バナナ2本…ってさ、どうやって買うの? 」

そんなことを聞かれ、私はたっぷり2秒絶句した。
数学の難しい方程式を解けても、バナナの買い方を知らぬとは、
一体どういう育てられ方をしたのだろうかこの子は。
親の顔が見たいとはまさにこのこと。

そんなもの、(バナナの房から)ばきんと2、3本折って(割って?取って?)、
レジに持っていけば良いのよ、と、おしえてあげた。

ドイツのスーパーで誰かがバナナをそうやって買うのは
実にありきたりな光景の一つで、
娘にしたって幼い頃から何度も見かけてきただろうに。
意外なところで意外なことをわかっていないものなのだな。

私が自転車で転んで(←まだ言ってる)、娘がバナナの買い方を覚えた。
これこそ、怪我の功名。


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コメント

NoTitle

こんにちは。
いつもこっそり拝見しています。

ベビ待ち夫婦ですが、子育てのこと、どんなブログより、ここが一番役に立つしためになる!と思っています。いろんなこと参考になります。

バナナですが、娘さん、めっちゃ日本人感覚かもー。日本って量り売りってしないから、きっときたばっかりの日本人なんかはぽきっと二本おるドイツ人を見てビックリするのと一緒?

でも、娘さんドイツで育ってるのにおもしろいですねー。やっぱりどこか血を引いてる?

なんか怪我の功名。なんだか癒された記事でした。有り難うございます。

NoTitle

Lisa risさん、こんにちは。

うちの娘は、その人生の半分東京半分ドイツで育っていますが、心は芯から日本人でありたいと思ってくれているので、別にドイツ式バナナの買い方に無頓着でもまあよいのです。
振り返ってみれば、うちの娘は、大きくなってからというものスーパーの買い物に付き合ったことが殆ど無かったな、と。そもそもそういうことに娘は全く興味が無かった。そして私も別にそれを気に留めることもなかったわけで。

「ここが一番ために」なりますか?ありがとうございます。嬉しいです(笑)。
ベビ待ちのご夫婦ですか。これからですねー。

私は子供を生んで以来、随分自分を犠牲にして子供に尽くしてしまった気がしますが(いや、母性というのはそういうものかもしれませんが)、子供達が15歳と13歳になった今、ああいった姿勢はある意味では間違っていた様に思います。でも、あの当時の私にはそういう風にしか出来なかったし、そういう風にしてあげたいと思った。
でも、やはり、自分を一番に考えなくちゃいけなかったんですよ多分。優先順位のトップにはまず自分を持ってくる。そして二番目にくるのが「夫婦」。子供は、命よりも大切ではありますが、三番目(矛盾しているかもしれませんね)。でも私にはそれが全くできなかったんです。夫はその優先順位を最初から主張していたのに、当時の私は、それは間違っているとさえ思いました。子供が一番大切じゃないか、と。子供を生んだ瞬間から、夫とはその部分ですれ違ってきたわけです。
色んな意味で、ほんと色んな意味で自分を大切にする親を見て、子供は自分自身を大切にすることを覚えるのではないか、と、私は息子を見ていて思うことがあります。息子は、自身を大切な存在と思えていない所があるので。

おぉっと…ついついチカラがこもってしまい長くなりました(笑)。私の考察が正しいとも限りません。ただ、子育てに関しては、色んな想いが交錯する中にそんな気持ちもある、ということです。

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