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手みやげはアルコール

娘(16歳・10年生)のクラスでは、
誕生日の子がいると、誰かがケーキを焼いて教室に持って来て、
始業前にちょこっとみんなでお祝いをする、
という仲間うちの習慣がある。

昨年9月半ばに新年度が始まった時、
うちの娘は「転校生」だったので誰も知り合いがいなかったが、
ほんのひと月後の10月に誕生日を迎えた娘のために、
まだ馴染みの浅いクラスメイト達がケーキでお祝いしてくれた時には、
そういう習慣を知らなかった娘は、とっても驚きとっても嬉しかった。
(その話を聞いた私も感激した。)

ところで、つい先週末の金曜日に別の子が誕生日を迎えた。
そして今度は娘がケーキを持って行くことになり、
前日の木曜に私も手伝って一緒にケーキを焼き、
飾り付けも夜のうちに済ませ、当日娘は無事にケーキを持って行った。

その日の夜にはその子の誕生会兼お泊り会があり、
娘も呼んでもらっていた。

自分は今回はケーキを焼いたのだし、
プレゼントというよりは何か手みやげを持って行きたいな、
と娘が言うので、何を持って行きたいかと聞いたら、
「BELLINI(ベリーニ)にする」と言う。

Bellini

ベリーニというのはワインベースのカクテルで、
とてもおいしいので私も好きだが、
16歳の手土産がアルコール飲料になるかと思うと、少々複雑な気持ち。

でもとりあえずスーパーへ。
ショッピングセンターに入っているそのスーパーは、
売り場が1階と2階に別れている。
レジの手前が飲料品売り場なのは知っていたが、
アルコールもそこかと思ったらアルコールは2階だと娘が言う。

娘はさっさとエスカレータに向かい、
迷うことなく私をアルコール売り場に案内した。
「しょっちゅう来てるから迷うこと無いわけね?」
と鎌をかけてみると、娘は肯定とも否定とも取れない顔をした。

まぁ親に知られたくないことは色々有るだろうが、
煙草はもちろんのこと、アルコールだって、
私としては16歳の年齢を考えるとまだ大反対。

ところで私はこれまで、
「ドイツでは16歳になると『ビールなら飲んでいい』」
という書き方をしてきたのですが、
正確には、「アルコール何パーセントまでならOK」
という規則があるんでした。(はて、何%までだったかな…)
それによればアルコール5%のベリーニはまだ大丈夫。

ピッコロ(200mlの小さなボトル)の方がかわいいけれど、
Bellini-Piccolo
娘は750mlを1本持って行くと言う。いっぱしのオトナみたいだ。

ベリーニを一本持ってレジに着くと、
たまたま前に並んでいた女の子が娘のクラスの子で、
その子も誕生会に呼ばれていた。

見るとその子もアルコール飲料を、
小さいのを2本だったが、手にしている。
レジで身分証明書を提示(→16歳であることを証明)し、
彼女はそれを買った。

それじゃ後でねとその二人が挨拶して別れたので、
私は娘に聞いた。

「あれも誕生会の手土産かしらね」
「違う。自分で飲むって言ってたよ」

ふぅん。あんな風に(親のいない所で)勝手に買われて、
こっそり飲まれて瓶も処分されたら、親は何もわからないな。
などと思ってまたまた複雑な気分に。
うちの娘もこっそりそんなことをしているのかな。

ただ、娘を見ていると、順調に大人に近づいていると思えて、
そんな気分はまた嬉しい。

子が年相応に育ち、そのことで親が複雑な気分を抱いても、
でもそれは、ちゃんと見合った気分と言うかそんな感じで、
親としてそれを抱えるのは、それはそれで楽しい様な、
そんな気がする。


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