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縁石-2

前回の続きです。


クルマを停めたのはその駐車場の入り口付近。

駐車場には出入口がもう一箇所あったので、
車の出入りに何ら支障は無いだろうとは思いましたが、
そのアパートに住む誰かが出て来れば何か聞かれるかもと思い、
散歩するといっても遠くまでは行かないようにしました。

ぶらぶら待つこと20分。

ふと見知らぬ中年の女性(Aさんにしましょう)が私の所にやって来て言いました。
「ご主人は今、私の知り合いと一緒にタイヤショップに行ってますよ。
まだしばらくかかるかも知れません」

私は意外な気分でお礼を言い、来た方向に立ち去る女性を見送りました。

夫がその女性に頼んだ?私に様子を伝える様にと?でも何故そんな必要が?
私は、何時間かかろうとここに居るに決まっているし、
待つしかないとわかっているのに。

待つことさらに30分。

今度は若い女性(Bさん)の運転で夫が到着。(Aさんの知人の方、ですね)

夫が、タイヤショップで借りてきたという工具でタイヤをはずし、
彼女の車にタイヤを積んで二人は再びタイヤショップへ。

P4160163.jpg

待つことさらに30分。

タイヤを買ってきた夫がさっきの彼女の運転で再び到着。

そして役目を終えた親切な彼女は、
「家がすぐだから、一旦車をおいて犬の散歩でまた来るわね」と
私に言い残し去って行った…。

…と、5分もせずにその彼女が黒い犬を連れて現れました。
ほんとにすぐだったのね、お家。

その頃には夫もタイヤを付け終わり、やっと走れる状態に!

あぁ、親切な方というのはいらっしゃるもんですねー。

聞けばこういうことでした。

夫が、とりあえず見かけたAさんにタイヤショップの場所を聞き、
事の次第を話していたら、たまたまそこを通りかかったそのBさんが、
それなら私の車で連れて行ってあげるわと言ってくれて、
お言葉に甘えさせて頂くことに。

タイヤショップは距離的にちょっと歩いていけないし、
そもそも車が一台無ければ始まりません。
それでBさんの助けを借りてタイヤショップへ2往復、となったわけ。

Bさん、私達のために1時間以上の時間を割いて付き合ってくれて、
ほんとにありがとう!

ところで、夫がタイヤをちゃちゃっとはずすのを見て、
そして割と簡単そうにまた取り付けるのを見て、
次のタイヤ交換(何事も無ければ次回は冬タイヤに替える時)には、
付き合って、やらせてもらって、勉強しておくべきかなーと、
ちょっと心を入れ替える私でした。
いままで手伝ったこと一度も無いもんねー。そばで見ていたことも無い。
でも、タイヤはとっても重いので、ちょっと一人じゃ抱えられないかも。

そして帰り道のアウトバーンで。
私「そうそう、なんであの女性(Aさん)をわざわざ寄越したの?
そんな必要は全く無かったのに。だいたい申し訳ないじゃないの」
夫「なんだその話は?知らない。そんなことは」

そして私が説明すると、
あれはAさんの、自発的かつ好意あふれる行動だったことがわかり、
私は、ちょっとね、驚きました。
そういう気配り、普段あんまりお目にかかりません。

何はともあれ、その後は無事に帰宅いたしました。

バイバイのどかな縁石さん。
おかげさんで、ひとの好意と親切に、触れた一日でした。

P4160160.jpg

待ってる間に私に話しかけて来た人達も何人かいて
(それもやはり単なる好意から。あ、興味もあったかもね、あの車の状態を見れば)、
なんかちょっとありがとう、って気分でした。


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