歯の妖精
この三日間、抜けそで抜けない乳歯が気になり、
息子は大騒ぎしていた。
特に食事時は大変だった。
痛い!また血が出た!どうすりゃいい?!もぅやだ!とうるさくて、
こちらも気疲れしてしまった。
なだめようと言葉を尽くしても、何の役にも立たない。
が、きのうの夕食時、その歯がぽろっととれた!
そして、ウソのように落ち着きを取り戻した息子はこう言った。
『 ドイツには、歯の妖精がいてねー。』
へ?歯の妖精?なにそれ。
『 抜けた歯を、枕の下に入れて寝ると、
お金ととりかえっこしてくれるんだよ。』
ふーん。変わったひとがいるのねドイツには。
で? いくらおいてってくれるのかしらね? 50セントかなー?
『3ユーロ、いや違う、5ユーロ!』 (5ユーロは約800円)
・・・・・。
たかが乳歯が抜けて800円?
冗談じゃない。
で、今朝になり、
毎度のことながら起こしても起きない息子の耳元に、こう囁いた。
ゆうべはちゃんと枕の下に歯を入れて寝たの?
( やさしいワタシは、
こっそり1ユーロ(約160円)くらい入れてあげようかと思ったのだ。)
ところが息子はこう言った。
『 あ、引き出しの中だった。』
・・・・・。
ふん。ルール違反じゃ1ユーロも無ーし!
良い子の皆さん、抜けた歯を引き出しに入れるのはやめましょう。
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